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特集記事

2021_05_22 | 2021年 5・6月号 生産者を訪ねて 連載 | | 編集部イーハトーブ

【生産者を訪ねて】
有機栽培だから安心して摘み取ってすぐに食べられます
㈱ブルーベリーさっぽろ 代表取締役 宮本とも絵さん

今回は、札幌市東区のモエレ沼公園近くにある「ブルーベリー観光農園」を訪ね、宮本とも絵さんにブルーベリーの栽培などについて伺いました。
同農園のオープンは2007年。60aの農園に10品種で2500本のブルーベリーが植えられています。中には果実が500円玉ほどの大きさになる品種もあります。
訪ねたのは4月上旬。農園は春の作業で多忙なときでした。


ブルーベリーの様子を一本一本確かめる宮本さん

農園の一年は、ブルーベリーの冬囲いを外すことから始まります。その後、施肥、剪定作業と続きます。
ブルーベリーの剪定はよりおいしい実にするために重要な作業です。木の形を整えたり、病害虫の予防をしたりするだけではなく、実や枝の健やかな成長にもつながります。「剪定は私が一人でやっていて、本数が多くて大変です。やってもやっても終わらないという感じで、でも気づいたら “ここ切っていいかな”なんて、木に話しかけながらやっていることがありますね。一人でやっているので日数はかかるけれど、楽しくやっています」

 

たわわに実っているブルーベリー

 

一本一本が丁寧に管理されたブルーベリーは、大粒で味、色つやとも良いと大評判です。
2014年には有機JAS認証を取得。安心して食べられる摘み取り観光農園として、多くの来園者に喜ばれています。
「お客様に食べていただくものなので、より安心・安全なブルーベリーを作り続けていきたいと思っています」と力強く話していました。
ブルーベリーの摘み取りは7月下旬から。園内では夏限定で、とれたての果実を使ったスムージーも販売しています。 青空の下、3密のないブルーベリー園で、おいしいブルーベリーをお腹いっぱい食べて楽しみましょう。

 

ブルーベリーパック

 

摘み取り

7月下旬~8月下旬
9時~15時

有料持ち帰り可

 

札幌市東区中沼 町127-23

TEL: 090・7641・6366

http://blueberry-sapporo.com

2021_05_22 | 2021年 5・6月号 生産者を訪ねて 連載 |