IHATOV|イーハトーヴWEB北海道|北海道のフリーペーパー

IHATOV|イーハトーヴWEB北海道|北海道のフリーペーパー
  • 紙面版を見る

特集記事

2021_09_08 | 2021年 9月・10月号 明日への挑戦 連載 | , , , | 編集部イーハトーブ

明日への挑戦 – JAるもい
留萌管内の4つのJAが合併し、 全道で初めて管内1JA 体制が誕生しました

留萌管内に大型JAが誕生

留萌管内は、北から天塩町・遠別町・初山別村・羽幌町・苫前町・小平町・留萌市・増毛町まで8市町村で構成されています。管内にはこれまでJA南るもい、JA苫前町、JAオロロン、JAてしおと4つのJAがありましたが、令和3年2月、4JAが合併し全道で初めて管内1JA体制の「JAるもい」が誕生しました。
合併協議の始まりは、平成28年にさかのぼります。留萌管内の農業振興をどうするかというテーマのもと、合併に向けた協議を始め、令和2年9月に合併契約調印式を行い、令和3年の2月に「JAるもい」として、正組合員1210人、准組合員11363人、職員数298人、販売額約157億円の大規模JAが誕生しました。

 

るもい農業協同組合代表理事組合長 長谷川 裕昭 さん

 

主力はお米と酪農畜産

北の天塩町から南の増毛町まで南北130㌔もあり、地域地域で特色のある農業が行われていますが、主力はお米と酪農畜産になります。
お米は、「ななつぼし」(約60%)、「ゆめぴりか」(約35%)の2品種を中心とした作付けを行っています。良食味米生産に注力していて、低蛋白米(6.8以下)の出荷比率は全道平均を上回っています。また、苫前町では全量2mm調製を行うなど、管内全体で高品質米生産に努めています。
一方、もち米の生産も盛んです。「風の子もち」(約70%)を中心とした作付けを行っています。「きたふくもち」の振興にも取り組み、全道で最大の作付面積を誇っています。
「農産物で一番のシェアがお米です。合併する前からそれぞれのブランド米を持っていましたから、一気に『るもい米』とはいかない。しばらくはこれまでのブランドを活かしながらやっていきます」と長谷川裕昭組合長。
酪農畜産は、天塩町、遠別町、羽幌町、苫前町、小平町が盛んで、販売額は約87億円と全体の55%を占めています。
お米と酪農畜産を合わせた販売額は、約138億円で、シェアは約88%になります。

 

2年後に合併JAの真価が問われる

「これらを維持発展していくためにも、担い手を確保し、新規就農者を取り込み、次の持続可能な農業を目指さなければなりません。そうしなければ地域を守ることはできません。具体的な方策は、来年に向けて『留萌農業地域振興計画』を作り、再来年から実践していく予定です。そこからが当JAの本当のスタートだと思っています」と大きな決意を長谷川組合長は話します。

 

JAるもい

苫前郡羽幌町南6条2丁目16番地4

TEL: 0164・62・2141

2021_09_08 | 2021年 9月・10月号 明日への挑戦 連載 | , , ,