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特集記事

2022_01_14 | 1・2月号 2022年 巻頭記事 | | 編集部イーハトーブ

初夢が叶うなら協働と連帯で描く
理想の大地・北海道を建設したい

新年あけましておめでとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道の生産現場や経済活動、市民活動は鈍化しています。漸く鎮静化しつつあり
ますがコロナ対策は緩められません。北海道人は一致団結して、コロナ禍で疲弊した地域の様々な課題に連帯・協働の精神で対処しましょう。

2022年元旦

二年続きのコロナ禍からいろいろな「教訓」を得ました。今度はそれに対処する仕組みを考えてみました。これが記者が見た「初夢」です。
人の移動制限で外国人研修生・実習生が動けず農林漁業の現場では繁忙期に人手不足になりました。町村役場で、今から町内外から労務提供できる登録者を募って、いざというとき声掛けをして人手を確保し、農家各戸に振り分ける。派遣先を表にしておくと便利だ。
地元一般企業も、緊急時は「副業OK」のルールを作って、農業に限らず地域貢献の門を大きく開けて置く。夜間は飲食店の人手不足を解消するため、3時間程度のアルバイトも「可」する。外食業界も地域の食文化を構成する上で欠かせない。

農漁村の高校も校長の権限で休校にし、家事手伝いをするために欠席した高校生には単位を付与し、作業等に参加しやすく配慮する。大学も自主判断で地域産業の労働力提供で貢献したいもの。特に私学は、自治体の資金等の支援を受けている場合が多いから、なお支え合う方策が必要だ。
最近はコロナの鎮静化で求人も回復の兆しが見られるが、外食産業には人が集まらない。酒類メーカーの従業員には、特に「副業OK、飲食店バイトOK」を出すべきではないか。コロナ禍の只中ではどのメーカーも外食界への応援的な発信は皆無だった。2022年は北海道経済が上向きになるように協働と連帯で心をひとつに。

(山田)

2022_01_14 | 1・2月号 2022年 巻頭記事 |