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特集記事

2022_01_14 | 1・2月号 2022年 イベント 特集 道森連 | , , , , | 編集部イーハトーブ

第44回全国育樹祭2021 北海道開催記念
『道民森づくりの集い2021』を開催!

森を感じよう!森と手をつなごう!

昨年11月3日、「森を感じよう!森と手をつなごう!」をテーマに、サッポロさとらんど(札幌市東区丘珠町584-2)
内にあるさとらんど交流館で『道民森づくりの集い2021』が開催され、大勢の親子連れの来場者で賑わいました。
参加した企業・団体の数は19におよび、それぞれの活動を紹介していました(別表参照)。
また、来場した子どもたちの森への関心を高めるため、先着200名に、スタンプラリーでかわいい「木のきのこストラップ」をプレゼント、さらに先着100名におしゃれな「木のサイコロ」がもらえる“森知りクイズ”を実施し、その一問一答に子どもたちの歓声が響き渡っていました。

 

道森連と農林中金の活動を紹介しました

 

会場の様子

 

持続可能な開発目標(SDGs)と林業の関わり

なぜ森林を守らなければならないのか。
2015年9月に開催された国連サミットにおいて、私たち自身とこれから先の世代が豊かに安心して暮らせる未来が続くために、今私たちがやらなければいけないこととして17個の持続可能な開発目標「Sustainable Development Goals(SDGs)」が採択されました。

林業は、全17の目標のうち、適切な森林整備を行うことにより目標15「陸の豊かさを守ろう」に貢献し、持続可能な森林経営の下で生産された木材の利用は目標12「つくる責任つかう責任」に、また再生可能エネルギーとして注目される木質バイオマス利用は目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に、そして森の大切さを伝える森林環境教育は目標4「質の高い教育をみんなに」に該当します。

豊かな森林を守り育て、森林を利用することは、様々なSDGsの達成目標に貢献します。そこから生み出される恵みを森林整備・保全に還元させることにより目標15「陸の豊かさも守ろう」が推進され、さらなる持続可能な循環が生まれます。

 

JAと連携して森林の大切さを伝える

これまで道民に森林の大切さや木の温もりを伝えるべく、共同で様々な木育活動に取り組んでいるのが、北海道森林組合連合会(道森連)と農林中央金庫札幌支店(農林中金)です。

昨年10月9日~10日、苫小牧市「苫東・和みの森」における「第44回全国育樹祭」開催に合わせ、道民に継続して森を守り育てていく大切さを伝えるため、全国育樹祭開催地を管内とするJAとまこまい広域と連携した企画を実施しました。

道森連と農林中金よりJAとまこまい広域へ「道産木材を使用した木製しゃもじ」を贈呈し、10月1日~31日にJAとまこまい広域で運営する新米取り扱い店舗にて新米を購入された人を対象に、「道産木材を使用した木製しゃもじ」をプレゼントしました。

 

(左から)農林中金中村剛崇営業部長、道森連中村学専務、JAとまこまい広域宮田広幸組合長、苫小牧広域森林組合小坂利政組合長

 

プレゼントされた木製しゃもじ(右)

 

また、期間中のJAとまこまい広域の各店舗には、様々な「森づくり・人づくり」活動を活かす「緑の募金」箱や、道産木材を使用した木製品を購入できるように「木製品カタログ」を設置しました。
SDGsの観点からもこのようなイベントや企画が毎年開催される意義は、今後ますます高まって行きます。

 

●北海道森林組合連合会(道森連)

札幌市中央区北2条西19丁目1番地9

TEL: 011・621・4293

 

●農林中央金庫札幌支店

札幌市中央区大通西3丁目7番地 北洋大通センター14階

TEL: 011・241・4211

 

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