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特集記事

2018_11_22 | 11・12月号 2018年 巻頭記事 | | 編集部イーハトーブ

道内に百年企業があるように農業にも百年農家が多数ある

胆振東部地震で被災された地域の皆様に、イーハトーヴ編集室より謹んでお見舞い申し上げます。150年前の開墾時も入植者たちは過酷な自然を前に心を一つにして立ち向かったように、150年経った今も〝心はひとつ〟という連帯意識の下、一日でも早い復興を祈願いたします。

今年は自然災害が殊更多い年になった。春の豪雪被害、初夏の集中豪雨と台風被害、そして北海道の観測史上最大の震度7を記録した胆振東部地震と大きな自然災害が発生した。全国へ目を向けても、豪雨と台風、地震と、日本列島いたるところ自然災害に見舞われた。私たちは否応なく災害への備えの必要性を痛感させられた。防災訓練の一つに「全域停電」を想定した訓練も加えたいもの。
さて、明治期の開拓から150年経つ北海道には初代の入植者から数えて4代目、5代目になる生粋の〝どさんこ〟が大勢いる。このうち家業が百年を超す老舗店や企業と同様に百年農家も多数存在する。継続は地域経済にとっても力、北海道150年の節目に地域経済の牽引者として顕彰されてもいいのではないだろうか。
百年農家の先陣を行くのは、エドウィン・ダンから教えを受けた「町村農場」や「社台ファーム」、「宇都宮牧場」は先駆け的存在で別格だ。これ以外には大塚ファーム(新篠津村・有機野菜)、倉田農場(岩見沢市・米)、谷口農場(旭川市・米)、宮本ふぁ~む(東神楽町・米)、多田農園(上富良野町・ワイナリー)、藤井牧場(富良野市)、福澤農場(上士幌町・畜産)など多数あり、どの農場も元気だ。しかし、一般企業と違い情報公開されていない家族経営の農家がほとんどで、正確に数を把握するのは至難の業だ。百年農家よ、永遠たれ。

(山田)

2018_11_22 | 11・12月号 2018年 巻頭記事 |