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特集記事

2019_11_17 | 11・12月 2019年 巻頭記事 | | 編集部イーハトーブ

2020年はイーハトーヴ20周年 【予告】新たなる第二章が始まります

強大化する台風、頻発する記録的短時間大雨、竜巻の発生などで毎年日本のどこかで自然災害が発生する。これらは増え続ける温室効果ガス(二酸化炭素)に起因するといわれている。しかし、対策に向けた国家間の足並みは悪い。喫緊のテーマは環境対策、そんな危機的時代に本紙は来年、二十歳を迎える(山田)。

東京オリパラが開催される2020年は、本紙を創刊して20周年の当年になります。「都市と農村、消費者と生産者を結ぶ交流新聞たらん」ことを標榜し、いつの時も使命感を持って発行を続けてきました。
読者である消費者や生産者から寄せられる本紙への共感や賛同のメッセージが、困難の渦中にある時でもスタッフを発奮させたものです。躓きつつも、20年という年輪を刻んできました。
フードマイレージの視点に立った「地産地消」の励行も、美徳といえる〝もったいない〟と思う心から「食品ロス」のことを考えることも、カーボンオフセット(二酸化炭素の相殺)の思想も一般的でなかった2000年当時、さっそうと登場したのが本紙イーハトーヴでした。長きにわたる愛読者ならば、ぐらつかない編集理念は理解して貰えているのではないでしょうか?
我が家の食卓から日本の食と農の事情を直視し、我が家の食卓を少しずつ変えていく「食卓革命」は本紙の不朽のスローガンです。私たちが聡明な消費者となれば、日本の消費スタイルも、日本の農業界も、流通業界も、食品産業界も、変貌して理想の形に近づけるのではないか。また、食卓から日本人の健康問題、環境問題を考えることも重要です。
来年のイーハトーヴ20周年を機に、今まで以上に力を注いだ食と農、環境に係わる啓発活動を展開したいと思います。

2019_11_17 | 11・12月 2019年 巻頭記事 |