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特集記事

2019_11_18 | 11・12月 2019年 イベント 特集 | , , | 編集部イーハトーブ

【北海道・木育フェスタ2019】
「道民森づくりの集い」、「北海道植樹祭・育樹祭」を開催!

「道民森づくりの集い2019」を開催

「道民森づくりの集い」は、毎年9月に野幌森林公園(札幌市厚別区厚別町小野幌50-1)で行っている「森を楽しもう!木とふれ合おう!」をテーマにした親子で楽しめるイベントです。今年は9月8日(日)に行われました。
「木のぼり体験ツリーイング」「キノコ汁試食」、「ちびっこ森知りクイズ大会・勝ち抜き戦」「森知りクイズ」「ちびっこ森の探検隊」「小さなお家を建ててみよう!」「道有林J-VERの森づくり」「森のスタンプラリー」「たのしい木工クラフト教室」「ちびっこ木育ひろば」「森づくり活動紹介、木づかい製品等展示紹介」などのイベントが行われ、また、32の企業・団体が出展ブースをかまえ、たくさんの来場者で賑わいました。

 

木育資材の「卓上積み木」

 

道森連と農林中金のブースも大人気

北海道森林組合連合会(道森連)と農林中央金庫のブースでは、森林教室と木育体験を実施しました。
来場記念として、「緑の募金者」を対象に「木工品」「森のかんさつ手帳」「漁協女性部植樹運動30年のあゆみ」「木材について知ろう・学ぼうテキスト」「マグネットバー」「クリアファイル」をプレゼントしました。
また、「緑の募金者」のうち親子を対象に「森林双六」を実施。参加賞として、「カラマツ製ペン立て」「森のかんさつ手帳」が配られ、勝ち上がった人たちには、「栗山の匠おもちゃ」「北の夢木工おもちゃ」が当たりました。
さらに、木育資材を配置し、親子で木育教室を実施。
「卓上積み木」は、浦幌町森林組合で取り扱っているおもちゃで、「道東ラーチ企業組合」に委託して作製しています。机の上で広げられるサイズなので、少人数・室内での木育活動用の資材に使えます。

「スギックモック」は、シンプルなスギブロックです。自由な発想力・造形力・応用力を育てながら自然素材で遊ぶ楽しさを感じることができます。
森づくりや道森連や農林中金のPRパネルも展示されました。

 

木育資材の「スギックモック」

 

「苫東・和みの森」で第70回北海道植樹祭・育 樹祭を開催

そして、10月19日(土)には、「北海道植樹の日・育樹の日制定記念第70回北海道植樹祭・育樹祭」を苫小牧市の「苫東・和みの森」で開催しました。
「北海道植樹の日・育樹の日」は、平成30年に施行され、5月第2土曜日は「植樹の日」(5月は植樹月間)、10月第3土曜日は「育樹の日」(10月は育樹月間)として、植えて育てて豊かな森林を未来につなぐためのものです。
「苫東・和みの森」は、平成19年に行われた全国植樹祭の跡地です。平成21年からは誰もが気軽にやってきて親しめる、森の「コミュニティセンター」となることを目指して、幅広い分野から多くの方々の協力を得ながら、四季折々のプログラムを展開しています。
月に一度、幼児や小学生を対象に、森のマ対象に、森のマイスターを目指す「森のようちえん」、除間伐した木を薪にする「薪部」、アウトドアで楽しめる料理を作る「おやつ部」、そして、「クラフト部」や「木道づくり」を行っています。
また、中学校などの宿泊学習における体験学習として「林業体験プログラム」や「子ども森づくりキャンプ」などを行っています。
当日会場には小雨が降る中、たくさんの参加者が訪れ、道森連の阿部徹会長や農林中央金庫の高会長や農林中央金庫の高橋茂充札幌支店長も植樹や育樹作業を行いました。また、吹奏楽団による演奏やよさこい演舞も披露され、ミニテント村では、胆振東部地震復興祈念「積み木ブロック(復興ブロック)」づくり・「きぼう」づくり、木工作体験などの出展があり、たくさんの人で賑わいました。

 

「森林双六」

 

来年は北海道の林業にとって思い出深い年になります

来年4月には、林業従事者を育てる「北海道立北の森づくり専門学校」が開校します。
そして、来年の「育樹の日」には、ここ「苫東・和みの森」で、「第44回全国育樹祭」も開催されます。全国育樹祭が北海道で開催されるのは昭和62年以来33年振りとなります。これらを契機にますます森への関心が広がるはずです。

(左)阿部徹会長(右)高橋茂充札幌支店長

 

北海道森林組合連合会(道森連)

札幌市中央区北2条西19丁目1番地9

TEL: 011・621・4293

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