秋といえば、焼きいもがおいしい季節。「♪いーしやーきいも～ おいもー」と街を軽トラックが走り、石焼きいも屋さんから漂うおいしそうな匂いに、おもわず食べたい！と思ってしまう人は少なくないはず。
焼いても、スイーツにしても、料理に使ってもおいしいさつまいも、大いに楽しみましょう‼
さつまいもの生産は暖かい地域のものと思いきや、近年、北海道でもさつまいもの生産量が少しずつ増えてきています。
その生産農園の一つが、滝川市で営農するこうざい農園。９年前に後継者として就農した香西静江さんが中心となり、さつまいも生産に取り組んでいます。「作り始めた当初は、自分が作るものが美味しいのかどうか自信がありませんでした。でも、お菓子になったら美味しかったし、直売所に並べたらちゃんと売れていく。そういう状態の中、だんだんさつまいも作りにのめり込んでいったというところです」
現在は、５品種のさつまいもを栽培し、その中の一つ、高系14号という品種を「紅甘雪」と名づけブランド化したり、秋冬は農園でとれたさつまいもで焼きいも屋を展開しています。「紅甘雪」は、すっきりとした甘みと滑らかな舌触りで、上品な味のさつまいもです。
同農園のさつまいもの取扱い先は道の駅たきかわ、ＪＡたきかわ農産物直売所。そして、札幌市内にある「いもや北18条店」（札幌市北区北18条西4丁目1-1-102 北十八条駅光ハイツ1F）では、「紅甘雪」を焼きいもにして販売しています。
香西静江さん。こうざい農園さつまいも畑にて（8月6日撮影）
こうざい農園
滝川市北滝の川１７７０ -５
TEL: 090・5228・6578
