苫小牧に新拠点を開設
同社は9月10日、苫小牧市に顧客向けの展示や研修を行う「北海道クボタビジターセンター」を開設しました。
1階のショールームでは、フラグシップモデル機のM7を始め、メイン機種であるＭＲ／ＧＥＮＥＳＴやクボタグループの傘下となった欧州の農機具メーカー、クバンランドの作業機を展示しています。
1階のショールームには最先端の農業用機械を展示
また、農業用ドローンの展示やＫＳＡＳシステム／アグリロボなどのＩＣＴコーナーを設置し、多くの製品について説明できる環境を用意しています。
また、センターの2階では、新製品研修やセルフメンテナンス・農作業安全研修の開催など、顧客の要望に沿った研修会を実施すると共に、同社最新の高性能大型機械やスマート農業を提案します。
一方、同じ敷地内に農業機械の新物流拠点「クボタロジスティクスターミナル苫小牧」も併設、親会社である㈱クボタと連携し、製品をターミナルに保管することで品質確保を図ると共に、配送距離やリードタイムの短縮を実現します。
（左）ロジスティクスターミナル（右）ビジターセンター
北海道農業を支えてきた北海道クボタ
同社は、創業132周年を迎える㈱クボタのグループ会社として、昭和39年8月に設立しました。主力の農業機械の販売・サービス並びに地域と密着した企業活動を進めて、北海道農業を支えてきました。
「今、クボタグループは長期ビジョンとして、ＧＭＢ（グローバルメジャーブランド）2030という大きな目標を掲げて取り組んでいます。2030年に向って最も多くのお客様から信頼され、最も多くの社会貢献を成しうる企業を目指しています。その試金石となる市場が北海道です。外国の農業機械メーカーと激しいシェア争いをしている北海道で勝たなければＧＭＢにはなれない。だからこそ北海道にこのような大型施設を開設しました。最先端の取り組みをお客様に発信し、ファンを増やし、クボタの基盤づくり、事業拡大につなげていきます」と同社渡邉弥社長は話します。
㈱北海道クボタ社長 渡邉 弥（わたる）氏
●㈱北海道クボタ
札幌市西区西町北16丁目1番1号
TEL: 011・661・2491
●北海道クボタビジターセンター
苫小牧市新明町2 -2 -3
