グランドオープンに向けて期待が高まる「クボタアグリフロント」
3月30日、㈱クボタ（本社大阪）は北海道ボールパークＦビレッジの開業式に合わせ、農業学習施設「クボタアグリフロント」のＣＡＦＥの営業を開始しました。全施設が開業する6月30日に向けて期待が高まっています。
同社北尾裕一社長は開業式で、「クボタアグリフロントは、“食と農業”の未来を志向する仲間づくりの場です。“食と農業”に向き合い、未来のためにできることをともに学び、考える場所を目指します」と挨拶。
施設の敷地面積は3529㎡あり、全天候型ガラスハウスで、どんな天候でも楽しく美味しく学ぶことができます。また太陽光パネルの導入、地下熱の利用、さらに水は全て再利用水であるなど、環境配慮型の施設になっています。
（左から）㈱ファイターズ&エンターテイメント前沢賢取締役、北広島市上野正三市長、㈱クボタ北尾裕一社長、北海道大学行松泰弘理事
クボタアグリフロント
6つのエリアで〝食と農業〞を学ぶ
施設内は6つのエリアに分かれています。
いち早くオープンした「ＣＡＦＥ」は、こだわり食材で作った自慢のごはんを提供するスペース。
「ＴＨＥＡＴＥＲ」は、没入型映像空間で“食と農業”の素晴らしさと、そこに関わる課題を食システム全体で解決する大切さを伝えます。「ＦＩＥＬＤ」は、チームで取り組む農業シミュレーションゲームで、農業経営の面白さと多様性を楽しみながら学びます。「ＴＥＣＨ ＬＡＢ」は、最先端のアグリテックがどのように農業の課題を解決するのかを実際の屋内栽培を通して、体感できます。「ＴＡＢＬＥ」は、おいしい食の体験を通じて、食への感謝と、未来に向けて何が必要なのかを考えるきっかけを提供します。「ＰＯＴＡＧＥ ＧＡＲＤＥＮ」は、ハーブや野菜、草花を一緒に植えたポタジェガーデン。見て、育てて、食べて、おいしい菜園です。
農業に携わる人、技術を開発する人、食を届ける人、提供する人、そして食べる人。子どもから大人まで、あらゆる人が“食と農業”の魅力・可能性を楽しくおいしく学ぶ施設の誕生です。
いち早くオープンした「CAFE」
●ＫＵＢＯＴＡ ＡＧＲＩ ＦＲＯＮＴ
北広島市Ｆビレッジ8番地内
営業時間 ／ 10：00〜18：00
休館日 ／ 毎週月曜日、年末年始
