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特集記事

2022_03_13 | 特集 道森連 | , , | 編集部イーハトーブ

北海道森林組合連合会(道森連)の木育への取り組み
困難なコロナ禍の中、令和3年度の木育への取り組みを振り返ります!

 

 

富良野緑峰高校で北海道森林組合連合会会長賞の贈呈式を

昨年12月に、富良野にある北海道富良野緑峰高校で、「令和3年度緑化活動啓発作品コンクール」の贈呈式が行われました。このコンクールでは、緑化活動の啓発をテーマに道内の小・中・高校生を対象にポスター原画と標語を募集しています。

高校の部で緑峰高校は「最優秀賞」「優秀賞」「奨励賞」をポスター原画部門で受賞。併せて「最優秀賞」の作品は、「北海道森林組合連合会会長賞」も受賞しました。
両賞を受賞した川村凜花さん(1年)の作品は、「感性豊かで、きれいに丁寧に書かれた作品であり、高校生らしく緻密で、完成度が高い」と評価されました。

 

(上段左から)北海道森と緑の会 綾部勉専務
富良野地区森林組合 和田昭彦組合長、北海道森林組合連合会 根布谷禎一副会長
北海道上川総合振興局南部森林室 庄司靖幸室長
(下段左から)瀬尾大輝さん、川村凛花さん、平澤亜弥佳さん

 

最優秀賞 北海道森林組合連合会長賞 「緑を彩る」 川村凛花(1年)

 

優秀賞 「塗り直そう緑を」瀬尾大輝(1年)

 

奨励賞 「未来の緑」平澤亜弥佳(3年)

 

「森と人を育てるコンクール」で森林所有者や木育活動に取り組む団体を表彰

「森と人を育てるコンクール」は、(公社)北海道森と緑の会、(一社)北海道造林協会、道森連、道の4者が主催し、林業技術の向上と森林づくりを道民全体で支える気運を高めることを目的に、適切な森林整備を実践する森林所有者、木育活動に取り組む団体を表彰するものです。

このコンクールは、平成30年度から実施されていますが、その歴史は、昭和37年からの「東北・北海道地区民有林造林コンクール」に始まり、その後、造林コンクールの廃止を受けて何度か名称を変え、現在に至っています。

このようなコンクールは全国でも数は少なく、都道府県規模でこれほど長きにわたり実施されていることは、北海道ならではの特徴的な取り組みといえます。
令和3年度は、17名の森林所有者と木育活動を行う「DCM(株)」「空知地区指導林家連絡協議会」「どんぐりとやまねこ」の3団体が表彰されました。

 

道が主催する「林野火災予防作品 標語・ポスター原画 」も決定

また、道が主催する令和3年度「林野火災予防作品」は、道内の小学生から標語524点、ポスター原画357点の応募があり、最優秀賞各1点、優秀賞各2点が決定しました。最優秀賞を受賞した標語とポスター原画を活用し、令和4年林野火災予防ポスターを作成し、林野火災予防を啓発します。

 

林野火災予防作品 最優秀賞

 

平成18年から始まったトドマツの「門松」寄贈

一方、道森連は今年も下川町産トドマツの間伐材を使った「門松」を寄贈し、旭川市の上川合同庁舎の正面玄関に飾られました。

これは上川管内の木材をPRするために、道森連が平成18年から毎年、上川総合振興局に寄贈しているものです。門松は高さ2.6m。間伐材のトドマツ3本を緑色に塗り竹に模し、周囲をトドマツの枝やササなどで飾り付けました。
道も森林資源などを活用して脱炭素を目指す「ゼロカーボン北海道」を進めていて、そのPRにもこの門松は、有効に活用されています。

 

(左)上川総合振興局 佐藤昌彦局長 (右)道森連旭川営業所 近藤健一所長

 

●北海道森林組合連合会(道森連) 

札幌市中央区北2条西19丁目1番地9

TEL : 011・621・4293

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