「編集長のひとりごとが載っていない」と、何人もの読者からおり? を受けた。中には私の年齢を気遣ってか、「体調がすぐれないのでは?」との問いかけも。いやはやなんとも読者から寄せられた気遣いに感謝です。前号は記事が溢れて「ひとりごと」を割愛したまでのことです。
アーカイブ25年を書くため、新聞のバックナンバーを読み返していたらハッとするネタに遭遇しました。世界は全生産量の10%を輸出に向けているが、そのうちの2%が日本に輸入されている―。総人口68億人のうち飢餓人口6億7千万人。その中、1億2千万人の日本が10分の2も分捕っている!
余剰分として輸出されるものは「6億7千万人」のために向けられるべきものではないか。過去に書いた筆者による記事だが改めて驚愕する。 食料自給率38%で、国際舞台でもう偉そうな発言はできない、できないはず。
本来、自立する国家ならば食糧政策も完璧なはず。世界の穀物市況の乱高下に一喜一憂し国民生活に大きな負担を強いる。海外依存を薄めるべき、今直ちに。
うがった見方をすればアメリカから小麦・大豆・米・牛肉を半ば強制力を持って輸入させるため、国内の食料生産(家畜飼料も含めて)に足りない状態を作っておく、そんな密約じみた政策がとられているのではないか。その逆は、日本への食糧輸出を止めれば、日本はすぐにおとなしくなる、そんな絵を描いているのではないか。
食料自給率は下がることはあっても、上がることのない国・ニッポンの内情を見れば、国民は誇れません。こんな弱弱しい国にしたくはありません。
若い人が遣り甲斐を持てる郷土に、戦後派は社会を修繕していかなくてはなりません。本州人が来たくなる北海道、それから一歩進んで住みたくなる北海道へ改造していかなくてはなりません。若者なんてと思う勿れ、侮る勿れ、明治政府を動かしていたのは若い連中です。
イーハトーヴを発行して25年、より良き明日を目指して提言を発表してきたつもりです。歩けるうちは道内何処へでも駆け巡り、腕が動くうちは文字を打ち込み、考えられるうちは知恵や経験則を開陳しこれからも郷土のために社会運動としての出版活動に邁進します。去る者、去った者を追わない。来る者、スクラムを組める者とはいつでも話し合います。
この号で通巻152号になります。郷土へ向けて、152本の提言をしてきたことになります。我ながら凄いことです。今後も全力投球、皆様からの応援を請う。
(山田)

















