空想の世界で遊べるガリバータウン
北海道観光の一大スポットとして、外国の人々にも知られる存在となった「白い恋人パーク」（札幌市西区宮の沢2-2-11-36）。四季を通じて、子どもから大人まで心から楽しめるお菓子のテーマパークです。
その中でも、北海道コンサドーレ札幌の本拠地・宮の沢白い恋人サッカー場の横に昨春オープンした『ガリバータウン』は、子どもたちに大人気の〝夢の街〟です。
ゲートをくぐると、そこは夢の街「ガリバータウン」
ゲートをくぐると、そこには小さくて色鮮やかな、ヨーロッパをイメージして作られた街並みが再現されており、雰囲気に浸りながら空想の世界を楽しめます。子どもサイズの小さな建物と街並みが広がり、まるで自分が大きくなったような錯覚を起こしてしまいます。
タウン内の「おみせゾーン」には、お菓子屋、病院、床屋などが、「おうちゾーン」には住宅や学校、交番などのほか、大工や画家の家、メルヘンの家などがあります。
たとえば住宅にはキッチン、病院には聴診器など医者の道具、音楽家の家には各種楽器が備えられており、すべての建物でおままごと遊びができます。子どもたちは自分の想像力を自由に働かせて遊ぶことができ、夢や空想、冒険心の翼を広げられる場所です。
学校にはちゃんと黒板や机やイスが揃っています
仮想通貨で着替えたりゲームに参加したり
屋外にも、遊べる空間が用意されています。「プレイスペース」では、さまざまな遊具を使った体遊びが楽しめます。ここでは、実際に乗って遊べるおもちゃの馬が大人気です。大人用もありますので、家族そろって楽しむことができます。
「イベントひろば」では、入場時にもらえる仮想通貨〝ガリバー〟を使って、ゲームに参加することができ、クリアすると景品がプレゼントされます。また、「おきがえのいえ」では、ガリバーを使っていろいろな衣装に着替えることができます。
乗って遊べるおもちゃの馬が大人気
営業時間は午前10時～午後５時30分、最終受付は午後５時。料金は12歳以下８００円、13歳以上７００円（ともに税込）。１歳以下は無料になるほか、札幌市民は証明書の提示で１００円引き。入場時に６００ガリバーが渡されます。
特典として、入場料金に「白い恋人鉄道」を１周と、キッズタウンを30分利用できます。小さい子どもが利用する場合は大人の付添が必要です。
雨の日も楽しい！ 充実の屋内施設
「白い恋人パーク」では、雨の日でも楽しく遊べる施設が充実しています。チュダーハウスの２階と３階には、子どもたちがのびのびと夢中で遊べる屋内施設『キッズタウン』があり、天候を気にすることなく親子で楽しく過ごせます。２階では、おもちゃの食材を使ったおままごと体験ができるほか、踏むと絵が動く不思議なマット「ブラボー！マット２」が、小さな子どもに大人気です。
屋内でも楽しく遊べる「キッズタウン」
３階では、赤ちゃんがハイハイや掴まり立ちの練習ができるベビーコーナーがあります。アトリエコーナーでは、クレヨンで大きな画用紙に思い切りダイナミックなお絵描きができます。
営業時間は午前10時～午後５時30分、最終受付は午後５時。対象年齢は０歳～８歳で、12歳まで入場可。大人の付添が必要です。料金は30分２００円、延長料金も同じ（０歳児無料）。
キッシュとタルトがおいしい英国風カフェ
そして食の楽しみでは、英国風カフェ「カフェ・バトラーズワーフ」が今年７月13日（金）、チュダーハウス２階に新しくオープンします。
店名は英語で「執事の波止場」という意味。ゆったりくつろげる落ち着いたお洒落な雰囲気で、看板メニューは、気軽にワンハンドで食べられる惣菜系のキッシュやデザートの生チョコタルト。ほかにも白い恋人ソフトクリームや、軽食にもおすすめのペンネなどを取り揃えています。
新しいカフェ「カフェ・バトラーズワーフ」のキッシュと生チョコタルト
なお、「白い恋人パーク」では、今年４月から来年５月末までの予定で、白い恋人製造ラインの移設工事およびリニューアル工事を行っています。
工事期間は製造工程の映像を放映し、工場見学コースは来年３月末まで入館料無料で営業する予定です。ショップ・ピカデリーやキャンディ・ラボ、中庭は工事期間に関わらず営業し、お菓子作り体験工房やチョコレートラウンジがある有料館内は、今年11月１日から工房は来年5月末まで、ラウンジは3月末まで営業中止となる予定です。
来年６月には、新しく生まれ変わった「白い恋人パーク」がグランドオープンする予定で、今からその全貌を見られるのが楽しみです。
