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特集記事

2019_03_01 | 2019年 3・4月号 巻頭記事 | , | 編集部イーハトーブ

自然災害が多発した平成時代
生活リズムに防災意識を持つ

平成時代は大規模な自然災害が多かったと思いませんか?数えて10回、3年に1回の発生頻度です。これ以外にも台風や集中豪雨、豪雪による被害も多発しました。まさに災害が目立って多い平成時代でした。この先も予測はできませんが、災害に備える防災意識を生活リズムの中に取り入れたいものです。

 

1991年(平成3年)雲仙普賢岳火砕流

1993年(平成5年)北海道南西沖地震

1995年(平成7年)阪神淡路大地震
2000年(平成12年)三宅島噴火
2004年(平成16年)中越地震
2007年(平成19年)中越沖地震

2011年(平成23年)東日本大震災 東電福島第一原発事故
2014年(平成26年)御嶽山噴火
2016年(平成28年)熊本地震
2018年(平成30年)西日本豪雨 北海道胆振東部地震

本紙・イーハトーヴは宮沢賢治による造語に由来しますが、賢治の生誕年1896年には「明治三陸地震」(大津波発生)、没年の1933年には「昭和三陸地震」(大津波発生)と直下型の「陸羽地震」が発生、賢治と地震は実に奇遇な巡り合わせです。
さて、冒頭にずらっと10回の大きな災害を列記しましたが、近年その発生する間隔が短くなったように思いませんか。地震や火山噴火は地殻変動によるもので、現代の科学でもどうにもなりません。防災・減災を日々心掛ける以外防ぐ手立てはありません。地球温暖化の影響で、台風や集中豪雨は強大化していますが、これは地球規模の二酸化炭素の排出規制を取らなければなりません。しかし、世界各国の足並みは揃いません。
日々身の回りを点検し防災・減災意識を持った生活を心がけましょう。

2019_03_01 | 2019年 3・4月号 巻頭記事 | ,