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特集記事

2019_01_22 | 1・2月号 2019年 特集 | | 編集部イーハトーブ

音更町 この春、新規就農します
ー「JA木野」篠崎 智美さん ー

父の病気を機に里帰り体にいい野菜を作りたい

音更町で今年の春から新規就農する篠崎智美さんは、音更町の「農業後継者確保対策事業」の一期生初の就農だ。それだけに町や「JA木野」の期待も大きい。では、篠崎さんはなぜ農業へ向かったのだろうか。
篠崎さんは高校卒業後東京の専門学校を出てアパレル関係の仕事をしていた。しかし、父の病気を機に地元・帯広に戻る。そんな時、「体にいい野菜を作ってみたい」と考えるようになり、やがて「就農したい」と進路を考えるまでに至る。篠崎さんにとって農業は、祖父が旭川で稲作農家をしていたこともあり、身近な存在だった。
平成27年秋の「新・農業人フェア」に参加し、出展していた音更町役場の担当者と面談、「農業後継者確保対策事業」を知り、それにチャレンジすることを決断した。

 

研修期間中の篠崎智美さん

 

直売所で対面販売消費者の笑顔で勇気づく

平成28年8月からJA木野農産物センターでいよいよ研修がスタート。ビニールハウスで育苗、温度管理など学びながらブロッコリー、ホウレンソウ、キュウリなどを栽培。「農作業は体力的にきついこともありましたが、野菜が育っていく様子にやりがいを感じました」。
生産した野菜は「道の駅おとふけ」やJA木野の「スーパーハピオ」で自ら販売、「美味しいよと言って何度も買いに来るお客さんの笑顔を見て、生産する喜びとやりがいを感じました」。
昨年8月に2年間の研修を終了し、現在は就農へ向けて準備中。就農する農地は町内の北嶋勝三さん所有の畑を借り受け、ハウス4棟を含め約1400㎡。ここにブロッコリー、トマト、レタス、ホウレンソウなどを生産する。また、リーキという西洋ネギの生産にも取り組む予定だ。「小規模でも経営できる農業を目指したい」「一年でも早く軌道に乗せたい。ゆくゆくは自分なりの安全・安心の野菜を生産してみたい」と抱負を語る。
篠崎さんのように小規模でも経営が成り立てばさらに新規就農者も出る。そんな地元の期待を受けての就農だ。ガンバレ!

 

春から就農する畑の前で(12月上旬撮影)

2019_01_22 | 1・2月号 2019年 特集 |