パールライス工場から精米を中国へ
昨年5月、石狩市にあるホクレンパールライス工場が、中国の指定精米工場に認定されました。この認定がない精米工場製品は中国向けに輸出できず、これまでは全農パールライス神奈川精米工場のみがその役割を担っていました。今回、ホクレンパールライス工場の他に、(株)神明きっちん阪神工場の2つが認定され、中国向けの精米の輸出が本格化することになりました。
同年9月には、ホクレン内田和幸会長や齋藤健農相らが参加して、「中国向け北海道米輸出記念式典」も開催されました。
ホクレンパールライス工場
北海道米の美味しさを中国に、そして世界へ
ホクレンは今年1月から本格的に中国向けの輸出を開始しました。これまで中国現地の百貨店やスーパー等で試食販売をくり返し行ってきました。11月には現地で「輸入博覧会」も開催され、さらなるセールスに力を入れます。
「輸出する品種は、『ゆめぴりか』と『ななつぼし』。それらの価格は、日本で売られている北海道米の3倍超に上りますが、品質や北海道産のブランドイメージも良く、好調な販売実績を上げています」とパールライス販売課の石山聖也さん。北海道米のさらなる美味しさを中国に、そして世界に発信していきます。
中国現地での試食販売のようす
多くの来賓をむかえた輸出記念式典
ホクレン農業協同組合連合会 米穀事業本部パールライス部
札幌市中央区北4条西1丁目3番地
TEL: 011・232・6249