「北海道ポーク」って何?
消費者の食卓へ、おいしく安心な豚肉を届けるため道内の養豚生産者が自主的に運営している組織が「北海道養豚生産者協会(HPA)」です。この組織の会員が、飼養環境の改善に努め育てた豚肉が「北海道ポーク」と呼ばれています。
HPAでは、道産の豚肉を消費者に認知してもらうために、「北海道ポーク」というロゴマークを前面に出して消費拡大運動を展開しています。道民にこんなにおいしい豚肉が身近にあることを知ってもらうとともに、他府県での販売促進に役立てようと考えているからです。
「北海道ポーク」のロゴマーク
生産者と消費者の顔が見える関係を築く
TPP11、EPA、そして日米貿易協定により、安い外国産の豚肉がこれからどんどん入ってきます。
そうした中で、HPAは、生産現場や高い栄養価、料理方法等の情報をきっちり消費者に提示し、生産者と消費者の顔の見える関係を築きながら、価格競争に巻き込まれることなく、安全安心の観点から「北海道ポーク」を消費者に選んでいただこうと考えています。
「北海道ポーク」をもっと食べてもらうために
「今後、それぞれの地域の豚肉がその地域で積極的に消費されるようにしたい。安定した購買層を今から作っていき、安い外国産がスーパーに並んでも、食指がいかないように『北海道ポーク』を浸透させたい。その間に生産者はコストを下げる努力をしなければなりません。そして、『北海道ポーク』の良さを知ってもらい、それなりの値段で買っていただく。そのような活動をHPAをあげて積極的に行っていきます」とHPAの日浅文男会長は話してくれました。
●(一社)北海道養豚生産者協会
札幌市中央区北3条西7丁目1番地水産ビル5階
TEL: 011・222・4129