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特集記事

2021_03_19 | 2021年 3・4月号 生産者を訪ねて 連載 | | 編集部イーハトーブ

【生産者を訪ねて】
シャキッとした食感と甘さが 評判のむかわ産春レタス
JAむかわ 蔬菜園芸振興会レタス部会 部会長 丸山幸治さん

むかわ町は道内有数の春レタス産地です。降雪量が少なく日照時間が長いという条件を生かし、暖房せず「二重ハウス+トンネル」ビニールハウスの工夫などで、レタスを栽培しています。
今回は、JAむかわ 蔬菜園芸振興会レタス部会部会長丸山幸治さんに、春レタスづくりの取組みなどについて伺いました。
レタス部会の会員は現在73戸。同部会では北海道独自の安心表示制度YES! clean(イエスクリーン)を取得し、独自の出荷規格を設け、ブランドの品質を守り続けています。

 

収穫作業をする丸山幸治さん

 

春レタスの栽培は12月下旬から3月下旬まで7回に分けて定植。出荷は3月中旬から始まり、ピークが4月中すぎからとなり、5月いっぱいくらいまで続きます。レタスは朝どりのものを出荷。主に札幌、旭川、苫小牧、釧路、北見に出荷され、市場からは、「葉に厚みがあって柔らかく、甘くて苦味も少ない」と高い評価を受けています。
レタス栽培で注意していることは、「ハウス内の温度管理」だそうです。「無加温で栽培しているので温度管理はとても重要です。こまめにハウス内の温度を確認して、レタスの成長段階や天候に合わせ、内側のハウスを開けたり閉めたりして、適温を保つよう努めています」
むかわ産春レタスは、シャッキっとした食感と甘さが特徴。「良質のレタスを皆様に届けるため、日々頑張っています。スーパでむかわの春レタスを目にすることがあれば、ぜひ手に取ってみてください」と語っていました。

2021_03_19 | 2021年 3・4月号 生産者を訪ねて 連載 |