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特集記事

2019_07_25 | 2019年 7・8月号 わがマチ自慢 連載 | , , | 編集部イーハトーブ

【わがマチ自慢】今回は深川市

わがマチの1次産業の魅力をお伝えします。今回は「北海道屈指の農業都市」を自認する深川市です。山下貴史深川市長にお聞きしました。

 

DATE

【人口】20,608人(R1年5月末)
【世帯】10,890

深川市役所
〒074-8650 北海道深川市2条17番17号
TEL: (0164)26-2228

山下 貴史 市長

深川市を含む北空知エリアは全国でも有数の米どころです!

昨年のお米は8年振りの不作でした。振り返ると6月の気象が異常でした。日照時間が不足し、気温が上がらなかった。この時期は通常稲の中の穂となる部分が成長する時期なのですが、大きな影響を受けてしまいました。しかし、そのような影響下にあっても9割ほどの収穫を確保していますので、安定した技術力を垣間見ることができました。
どんなに気象条件が悪くても、一定量の収穫があり、品質も安定している。気象条件が悪かったために、お米を供給することができないということでは米産地ではありません。どんなに気象条件が悪くてもきちんとお米を供給するのが北空知の米農家の誇りなのです。
特に、わがマチでは「毎年11月1日」を深川産米記念日「深川!マイ・米・デー」に決定し、1年間苦労して作られたお米の収穫に感謝しています。
一方、6月からはJAきたそらちの新たな精米工場が稼働しました。わがマチはJAと共同で、国内販売や海外への販路拡大のための供給体制の強化を目指していきます。また、施設内を一般の方々が見学できるように、一部をガラス張りにして工程を見せ、食の安全もPRしていくつもりでいます。

 

新しい精米工場

 

そばの生産量は全国で2番目なのですね!

そばの生産量は幌加内町が全国で1番です。わがマチは2番目です。平成27年度の作付面積は約2410㌶で、収穫量は約1610tあります。しかし、あまり知られていません。そこで知名度を上げるために5年程前から「新そばフェスタ」を8月末に開催しています。先着200名にそば大福を無料配布し、手打ちそば、そばめしの販売、そばめし早食い競争やじゃんけん大会など盛り沢山なイベントになっています。
ここに出てくる「そばめし」は、お米とそばをコラボレートした新ご当地グルメです。そばとおにぎりのセットなのです。

 

そばめし定食

 

その他にはどんな農産物が盛んですか?

昔からきゅうりのハウス栽培が盛んです。かつては全道で1位の生産量を誇ったこともありました。今でも、上位に位置する生産量です。
また、花卉栽培も盛んです。特に、スターチスという花は、長持ちするため、仏様に供える仏花として大きな需要があります。それ以外には、リンドウやテマリソウの生産が盛んです。新規就農者の方々には、これらの栽培が人気ですね。お米などの土地利用型の作物は、広い土地がないと採算がとれませんが、きゅうりや花卉の栽培は、ハウスが3つ、4つあれば何とか食べていけます。ここから始めて、農業に慣れて、農産物を増やしてくれればと思っています。
また、さくらんぼ・りんごをはじめとする果樹栽培も盛んですし、子牛を育て全国の肉牛生産地に供給する肉牛の生産も盛んです。最近は成牛にして、「深川牛」としても販売しています。

 

スターチス

 

りんご狩り

 

観光について教えてください。

わがマチ単独による観光PRというよりは、北空知エリアの観光資源をうまく組み合わせて発信していければと思っています。
春であれば、それぞれのマチで行われる桜まつり。夏であれば北竜町のひまわりや秩父別町のバラ。7月下旬には、わがマチでは空知エリア最大級の花火大会が行われる「ふかがわ夏まつり」が、8月下旬には沼田町夜高あんどんがあります。秋にはそれぞれのマチで収穫祭があり、冬には妹背牛町でカーリングを楽しむことができ、2月上旬には「ふかがわ氷雪まつり」があります。

また、先述しましたが、JAと協力して、工場見学ならぬ農業施設の見学を推し進めていきたい。見学の後には地元産の美味しい食を楽しんでもらうつもりです。大きな観光の目玉に育っていけばと思っています。

 

ふかがわ夏まつり

 

 

 

 

2019_07_25 | 2019年 7・8月号 わがマチ自慢 連載 | , ,